tawagoto9776Kayama’s diary

60歳から1年後に会社を退職し、登山、ジョギング、キャンプ、料理等々の執筆を始める。

トランスジャパンアルプスレース(TJAR)2 スタート

61歳のたわごと No. 5
トランスジャパンアルプスレース(TJAR)2 スタート
 8月11日(土)池袋駅東口から16:20に高速バスが出発し、魚津ICに予定より約20分早い21:50ごろに到着した。ここからタクシー料金¥2050(夜間料金)でスタート地点の近くにあるミラージュランドに到着した。この場所の裏側がちょうど早月川河口にあたり、この海岸がスタート地点となる。見たところ極めて大きな河口というわけではない。

 8月12日(日)午前0:00がスタート時間であるが、スタート時間の少し前に選手がミラージュランドの宿舎から出てくる。各選手には何かオーラを発している雰囲気がある。これからの過酷な415㎞に対する心の準備をした結果が、オーラを発している源ではないかと思われる。

 天気は晴れ。選手たちは早月川河口脇の海岸波打ち際に終結する。選手の周りに応援する人たちが群がり、みんな写真を撮ろうと必死にカメラやスマホを自分たちの頭の上に掲げて、なにか異様な雰囲気を感じる。あまりに多くの応援の人たちが群がっているので選手の走る海岸が、群がっている人たちに塞がれている。しかし私もその塞いでいる人たちの1人であった。

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  幸運なことに、スタート直後に私は前回を含めて4連覇を達成した望月将悟選手と握手を交わすことができたが、後から聞いた話では、今回出場はするものの、走っている間に途中の補給をしない立場で走るため、どうも正式な出場ではないらしい。

 

 スタートを見送った多くの人たちは、自動車で来ている人が多く、みんな駐車場に移動して、次々と帰っていった。

 

 私は、と言うと予定通りであるが、持参した登山用のテントをどこに設営しようか、と暗闇の中、辺りをうろついていた。本来テント設営地以外にテントを張ることに対して、その場所を管理するする人たちから注意を受ける場合も考えられるが、今回どさくさに紛れて、と言ったら語弊があるが、一泊だけテントを設営してその中で寝た。

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                 テントを設営した場所。後方にミラージュランドが見える。

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  翌朝TJARのスタート地点へあらためて行ってみたが、本当に選手は波打ち際か
スタートしたことが、あらためてよくわかった。

  その後そそくさとテント、寝袋をバックパックに収納し、来た時と同じ魚津ICまで、タクシーで池袋行の高速バス、バス停まで行き帰途に就いた。

 

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 バス停に置かれた32リッターのバックパック。この中にテント、寝袋等々が収納されている。


                                香川 潤(記)